呼吸は奥深い・・

こんにちは^_^
広島でアスリートの夢と挑戦をサポートするトレーナー枡川です。

 

スポーツ選手のケガ予防とパフォーマンス向上に必要な事をお伝えしております。

今回は、
【呼吸】についてです。

パフォーマンスを向上させる

パフォーマンスを向上させるために必要な要素はたくさんあります。

ここでは全てのアスリートに必要なベースの部分をお伝えしています。
ちょっとおさらいです。

パフォーマンス向上のため必要となるのが
・カラダの土台づくり
・基礎体力、筋力

これらがとても重要という事はお伝えしてきました。

パフォーマンスピラミッド

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カラダの土台づくり①~リアライメント~
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カラダの土台づくり④~アダプテーション~
カラダの土台づくり⑤~ストレングス~
カラダの土台づくり⑥~パフォーマンス~

筋力

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そしてこれらに共通する重要な部分が
【コア(体幹)】ですね。

ケガなく、パフォーマンスを向上させるために必要な事は
【コア(体幹部)の安定性の獲得】です。

そして、体幹部の安定性を獲得し、どのようなプログラムで進めていくとパフォーマンスの向上に効果的なのかをお伝えしてきました。

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パフォーマンスを向上させる効果的なプログラムの組み立て

ドローイン

ケガをせず、パフォーマンスを向上させていく。

このような時に絶対に出てくるのが

【体幹】
【インナーマッスル】

このような言葉ですね。

で。
この流れで出てくるのが
【ドローイン】

 

テレビや雑誌などでも良く出てきますし、ダイエットにも効果的ですので、一般の方も聞いたことがあるかと思います。

ドローイン

ドローイン3

2ドローイン

よく言われているのが

『お腹を凹ませるだけ』

『息を吐くだけ簡単ドローイン』

このような感じ。

 

“お腹を凹ませる=ドローイン”

このようによく言われています。

 

なんですが。
うまくできていないことがほとんど。

 

実は。
“お腹を凹ませる=ドローイン”

ではないんです!

 

お腹の筋肉って4層構造になっているんです。

3腹筋

4層構造になっている筋肉の深いところから順番に働かせることが重要なんです。

①腹横筋 ⇒ ②内腹斜筋 ⇒ ③外腹斜筋 ⇒ ④腹直筋

この順番です。

 

凹ませる事を意識しすぎると、表層の筋肉が先に働いてしまい深い所の筋肉がうまく働かないんです。

深い筋肉からちゃんと機能させないと、骨盤や腰が安定しないんですよね。

 

で。
この順番で筋肉を働かせていくのが【ドローイン】なんです。

骨盤や腰椎を安定させ、機能的に体を動かすためには正しいドローインが重要なんですね。

で、もっと言えば、スポーツ選手の場合。
ドローインだけでなく、ブレーシングというのも重要です。

 

 

ややこしくなってきそうですね・・・。
とっても簡単に言うと
【呼吸の質が重要】って事です。

 

呼吸って本当に奥深いんですよね。

『なんだかうまくいかないな~。』

という選手や、不調のある方たちは【呼吸が浅い】

トレーニングやエクササイズなどを行っているときにも自然な呼吸ができない事が多いんですよね。

 

呼吸が浅く、ドローインをしようとしてもまくできない。
そのような方に共通するの問題があります。

“胸郭がかたい”

肋骨や胸椎など胸のエリアですが、ここがガッチガチにかたくなっているんです。

こういった方は胸エリアの可動性を引き出していく事をしないとうまくいかないんですよね。

 

簡単とよく言われるドローイン。
みんな無意識にしている呼吸。

実はとっても奥深いんですよね。

 

 

姿勢や動き、呼吸。
ここをリンクさせていく事。
ここの質を高めていく事。

それがヒトとしての機能を引き出すうえで重要だと思います。

 

正しい動きが引き出せているか。
正しくドローインできているか。

 

チェックしたい方は専門家に相談してくださいね。

トレーナーの中でも様々な専門家の方がいらっしゃいますので、こういったカラダづくりが専門の方に相談されると良いですね。