【固定力】だけだとパフォーマンスが低下する?

こんにちは^_^
広島でアスリートの夢と挑戦をサポートするトレーナー枡川です。

 

スポーツ選手のケガ予防とパフォーマンス向上に必要な事をお伝えしております。

今回は、
【“安定”と“固定”】についてです。

スタビリティ

パフォーマンス向上のために必要なカラダの土台づくり。
その中でも出てきました【スタビリティ】

※関連記事
カラダの土台づくり①~リアライメント~
カラダの土台づくり②~スタビリティ~
カラダの土台づくり③~コーディネート~
カラダの土台づくり④~アダプテーション~
カラダの土台づくり⑤~ストレングス~
カラダの土台づくり⑥~パフォーマンス~

アライメント(骨配列や関節などの位置)を整えたら安定させましょう。という事でしたね。

『安定して、ちゃんと支えることができるから動ける』

 

姿勢改善や不調を根本解決するためにも重要ですが、
スポーツ選手の場合、ケガをせずパフォーマンスを向上させるために絶対にさけては通れない所です。

 

なんですが。
そのスタビリティ【固定】になりすぎると逆に動きが硬くなったり、うまくいかなくなってしまうんです。

今回はそのあたりをお伝えしていきます。

“安定”と“固定”

【安定性が大事】

という事で、体幹トレーニングやスタビライゼーションなどよく行われていますが・・。
意外と多くの方がやってしまっていることがあります・・。

 

それは
カラダを“固定させすぎ”

 

 

確かに固定力もとても重要なんです。

コンタクトスポーツなどでは一瞬の固定力や強さなど必要不可欠です。

 

しかし、
固定させすぎはよろしくないんです。

 

逆に、動きが悪くなったり、力も弱くなってしまう事もあります。

緊張などで筋肉がかたまっている時も動き悪くなりますよね。

 

何となくイメージできるかと思いますが、固定ばかりだとロボットみたいになってしまうんですよね。

 

C3PO

 

どんなにパワーがあっても・・

動けんかったら意味がない。

 

 

ヒトは動きますよね。

特にスポーツ動作になると
スムーズに、効率よく動けるカラダが良い。

バレリーナ

 

どの競技でもそうなんですが。

 

しなやかに効率よく動き
一瞬の固定力や強さを発揮した直後
すぐに動きだしたり、様々な動きに対応できる。

 

そういった、動けるカラダにしていくためのトレーニングをしていかなければいけませんよね。

 

ヒトは動くときに自然と体幹部に力が入りますが
それは“安定して動くため”

 

弱すぎず、強すぎず・・。
その時に必要な強さ、安定性で。

 

スポーツ動作は複雑で強さも求められます。

まず必要なのは“安定”。

 

ガチガチに固めた“固定力”ばかりにならないように注意しましょう。