アスリートに必要な体力

こんにちは！
アスリートの夢と挑戦をサポートするスポーツトレーナー枡川です。

スポーツ選手のケガ予防とパフォーマンス向上に必要な事をお伝えしております。

今回は
【アスリートに必要な体力】です。

体力も色々

“体力”

よく使われる言葉ですが、どんな事を思い浮かべますか？

持久力？

筋力？

スピード？

多くの方がこういった事を思い浮かべると思います。

実際、スポーツ現場でも走ったり、トレーニングの場面で
『体力ねぇな！』
『もっと体力をつけて・・』
なんて言われますね。

でも、実は“体力”と一言でいっても色々な体力があるんです！

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『体力にも色々って、どうゆうことじゃ』

ですよね。

そもそも“体力”とは
人間の活動のもととなる身体的な能力の総合的な概念であり、よりよく生きるために求められる。大きく身体要素と精神要素に分ける事が出来るが、一般的には前者を体力として扱う事が多い。
（減退スポーツ科学辞典より）

とあります。

うーん、ざっくり言うと

生きていくために必要な能力をひっくるめて“体力”

ってことですね。

行動する能力や病気などから身を守る免疫能力、ストレスなどに対する抵抗能力など
全てひっくるめて“体力”

よく思い浮かべる、持久力や筋力などは、体力のほんの一部だったんですね。

少し細かく確認してみましょう。
体力には“身体的要素”と“精神的要素”があります。

身体的要素には
姿勢や筋力、持久力などの“行動体力”
器官や温度調節、免疫などの“防衛体力”

精神的要素には
意思や判断、意欲などの“行動体力”
精神的なストレス等に対する“防衛体力”

があります。

体力をわかりやすく図でみると

スポーツ選手の場合、持久力や筋力などの部分は当然ですが大切です！
しかし、それら以外の部分もとても重要になります。

スポーツ選手は
“風邪などひかず良いコンディションを保ち、一年通して、シーズン通してパフォーマンスを発揮する！”
という事が大切ですよね。

元気な時は抜群だけど、元気なのが一年の中でちょっとしかない・・・。
って、これじゃ良くないですもんね。

精神的な部分や免疫力を高めるための食事、栄養ですね。そういった部分をしっかりケアしていく、高めていく事がシーズン通して活躍するために重要となります。

スポーツ選手は体脂肪を落として、カラダをしぼっているので体調を崩しやすいですよね。
という事は、体の防衛機能を高めることをちゃんと考えてやっていかないといけません。

そういったものにプラスして【行動体力】を高めていきます！

行動を起こす時に必要な能力
→筋力・瞬発力

行動を持続する時に必要な能力
→筋持久力・全身持久力

行動を調整する時に必要な能力
→敏捷性・平衡性・協応性・巧緻性・柔軟性

このような部分ですね。

そして、このような能力をしっかり高めていくためには、カラダの土台からしっかりやっていく事が重要になってきます！

『これをやっとけばいい』

『○○選手がやってるし、このトレーニングを・・』

『病気などはしかたない』

じゃないんです！！

体調を崩しやすいなら栄養面を見直す必要があるかもです。
ケガが多いならその原因を探して改善すればいいんです。

実際、サポートさせていただいている選手は、トレーニングなどフィジカル的な事だけでなく
栄養面のサポートや精神的な部分のサポートなども行っています！

一部分だけにとらわれず、全体をみること。
そして正しい知識で、自分に必要な事をやっていきましょう！

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