コア(体幹)を学ぶ!~体幹とは?~
こんにちは^_^
広島でアスリートの夢と挑戦をサポートするトレーナー枡川です。
全てのスポーツ選手のパフォーマンスを向上させていくための重要ポイント。
・カラダの土台づくり
・動きづくり
今回から具体的にお伝えしていきます。
「パフォーマンス向上」
「ケガ予防」
このような話題になると必ず出てくるのが“アレ”ですね・・
そう、
コア(体幹)ですね!
流行りというのもありますが、一般の方でも聞いたことあるのかなと思います。
テレビや雑誌、トレーニング本などたくさん出ていますね。
なんですが!
コア(体幹)ってどこで、どんな機能があって、何で重要なのか?
わかりますか?
色々なところで【コア(体幹)】って出てきますが、定義や考えにも微妙に差があったりするので、今回はこのコア(体幹)について確認していきます。
コア(体幹)とは?
『コア(体幹)ってどこだと思いますかー?』
おそらく多くの方が想像するのは“お腹周り”ですよね。
間違いではないんですが、実はそれだけじゃないんです。
コア(体幹)とは
頭と四肢(手足)を除いた部分です!
そして、筋肉だけでなく
体幹部を構成する全ての骨格、それを支える全ての筋肉
さらに動きの中で変化し得る軸や重心の総称です。
『えっ、カラダのほとんどじゃん!』
という感じですが・・。
実はそうなんです!
コア(体幹)って大きな枠で考えると
【頭と四肢(手足)を除いた部分】なのでカラダのほとんどです。
これを
広義のコアと言います。
大きな枠で考えるコアを“広義のコア”
という事は、もっと絞った見方のコアもあるんです。
それを
狭義のコア(インナーユニット)と言います。
これは、体幹の核(コア)を形成する部分で、肚・パワーハウスなどとも言われる
体幹の深部でとっても重要な部分です。
わかりやすく、図で見てみるとこんな感じ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
左のガイコツ君→広義のコア
右のガイコツ君→狭義のコア(インナーユニット)
この右のガイコツ君にあるインナーユニット。
本当にめちゃくちゃ大切なんです。
それはインナーユニットが全ての身体動作の予備動作に関係しているから。
そして、
上肢(上半身)と下肢(下半身)をつなぐ役割があり
カラダを安定させてくれるんです。
このインナーユニットが機能低下を起こしてしまうと
肩こりや腰痛、股関節やひざの痛み、姿勢不良に、動きの質の低下・・・
本当に様々な問題を引き起こしてしまうんです。
インナーユニットの重要性
なぜこれほど重要なのか?
ちょっとみてみましょう。
インナーユニットと言われる部分ですが、骨をみてください。
肋骨と骨盤の間って、背骨しかないんです。
めちゃくちゃ不安定ですよね?
この不安定な部分を安定させてくれるのが
インナーユニットと言われる筋肉たちなんです。
てことは、この筋肉たちが機能低下を起こすと・・・
そら不調が起きますよ!
という事です。
ちなみにインナーユニットと言われる筋肉たちは4つ。
上にある筋肉
“横隔膜”
骨盤のところにある筋肉
“骨盤底筋群”
コルセットみたいになっている筋肉
“腹横筋”
背骨のところにある筋肉
“多裂筋”
これらの筋肉が協力し合って働くことが重要なんです。
よく、腹筋背筋をしていると腰が痛くなったりする方がいますが
これらの筋肉がうまく働いていなくて痛みが出ちゃうんですよね。
『体幹トレーニングじゃー!』
『とにかく練習じゃー!』
なんて感じで、むやみやたらとトレーニングをするよりも
“インナーユニットがちゃんと機能しているか?”
“骨の位置はいいか?関節の位置、動きはどうか?”
このへんをちゃんと確認できるといいですね。
エクササイズやトレーニングの質をグッと向上させるには
インナーユニットをちゃんと機能させる+様々なトレーニング
インナーユニットをちゃんと機能させるというのが必須です。
カラダが安定していないのに
・負荷をかけたトレーニング
・技術練習
・走り込み、追い込みトレーニング
これらをしても、思ったほど成果がでなかったり、ケガが増える事も多いので注意です。
・ケガをしない
・選手の潜在能力を引き出す
これらを考えると、ちゃんとアプローチしていきたいですね。
これって、
形だけの体幹トレーニングじゃうまくできないところなんです!
体幹トレーニングって流行っていますし、導入している選手、チームは多いですが
カタチだけの体幹トレーニングじゃ意味ないんです!
質を高めていきたい方はプロのトレーナーにおまかせください!
今回は
コア(体幹)とは、頭と手足を除いた胴体部分で
その中でもインナーユニットという部分が特に重要
ということを知っていただけたらと思います。
次回はインナーユニットについて詳しくお伝えしていきます。