子どもの可能性を引き出す為に重要な事
こんにちは^_^
広島でアスリートの夢と挑戦をサポートするトレーナー枡川です。
スポーツ選手のケガ予防とパフォーマンス向上に必要な事をお伝えしております。
今回は
【子どもの可能性を引き出す為に重要な事】です。
スポーツを頑張る前に
近年、子どもたちのカラダはどんどん弱くなっています。
姿勢が悪く安定しない。集中力がない、ふらふらしていて、転びやすい。
小学生でも肩こりや腰痛に悩む子が多くなっています。
これは、環境の変化などの様々な影響で、
子どもだちのカラダの土台がうまくできていないからなんです。
カラダの土台がスカスカな状態で運動や、スポーツ競技をがんばっていたら・・
うまくいかずに嫌いになってしまう・・・
ケガが多い・・・
本人も親もストレス・・・
『運動神経は遺伝しない』
という事を前回お伝えしました。
(※関連記事⇒運動神経は遺伝しない!?)
うまくできない、うまくいかないのって
親が運動音痴だからとかじゃないんですね。
競技力どうこう。技術練習どうこうの前にやらんといけんことがあるんです。
それは
“姿勢”や“動きの基礎”を育むこと
これをちゃんとしていかないといけないんです。
スポーツなどの身体活動、色々な事にチャレンジできる健康なカラダを手に入れることが大切なんです。
ヒトの基本的な機能。からだの土台ですね。
【カラダづくり】
良い姿勢と安定したからだ
↓
【動きづくり】
走る・飛ぶ・くぐるなど、思い通りに体を動かす
↓
【色々な運動】
投げる・蹴る・打つ・引くなど道具を使ったり、様々な状況に対応できる運動
↓
【遊び・スポーツ動作】
ルールや、協力したりしながら体を動かす
このような流れで
【思うようにカラダを動かせて、様々なことができるカラダ】
を獲得していく事が重要です。
子どもを取り巻く環境
【子どもたちのカラダの土台】
一昔前までは、遊びの中で自然と育まれていたんです。
しかし、今の子どもたちは自由に走り回るような自然遊びがほとんどなく、身体の使い方を自然に身につけることが難しくなっています。
ふらふらしている・転びやすい・姿勢が悪い・集中力がない・手先が不器用・疲れやすい・・
このような事は、その子たちのカラダに問題があるのではなく、環境による変化の影響が大きいんです。
生活環境や、住宅環境の変化により、子どもたちの身体活動も変化し、遊びや生活の中で獲得すべきはずの“カラダの土台”が獲得しづらい状況になっているんですね。
そして子どもたちの心身に大きな影響を与えているんです。
大切なのは“木の根の部分”です。
ヒトの基本機能と言われる部分ですね。
今、土壌の部分(生活環境)の変化に伴い、木の根が細くなってきているんです。
具体的にどういった変化かというと
・赤ちゃんが大きい声で泣けない
・ハイハイなどするスペースがない、足りていない
・アパートなど居住スペースがせまく、物も多いのですぐに掴まり立ちをする
・安全に遊びができない(事故・事件など)
・ゲーム遊びばかり
・公園の遊具など撤去されたり、ボール遊び禁止など
・洋式トイレやベッド
・山など自然での活動が減った
などなど
また、最近の子どもたちは身長も高く、手足も長くなってきており、身体的な変化もあります。
身長は高く、手足が長くなった。
しかしそれを支える機能が弱くなってきている・・
そら肩こりや腰痛でます・・。
怪我も増えます・・。
しかし、そのカラダを思うとおりにあつかえたら。
世界で活躍できる選手がもっともっと増えると思います。
カラダの機能を自然に獲得できない時代。
こんな時代だからこそ、身体の土台づくりのために、基本機能をちゃんと獲得するために、何か特別な事をしなくてはいけないんです。
今ある環境をうまく利用して、子どもたちの可能性を引き出していかないといけませんね。