パフォーマンス向上に必要な要素
こんにちは!
アスリートとジュニアアスリートを専門にサポートしている、スポーツトレーナーの枡川です。
スポーツ選手のケガ予防とパフォーマンス向上に必要な事をお伝えしております。
さて、今回のテーマは
【パフォーマンス向上に必要な要素】です。
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パフォーマンス向上に必要な要素
『筋トレだけやったってパフォーマンス向上に繋がらんよ』
『体幹やる=パフォーマンス向上。じゃないよ』
など色々な事を書いてきましたが・・
『じゃあ、パフォーマンスを向上させるのに必要な要素って何があるん?』
って事で、今回はそこを整理していきます。
細かい事をごちゃごちゃ書いても仕方がないので、大きく整理していきます。
①基礎体力
どんな技術や体力も、基礎体力が無いと使い物になりません。
まずは“基礎体力”が重要な要素となります。
体力とは?
体力というと持久力のイメージですね。
しかし、体力とはそれだけではありません。
・身体的行動体力
(体格・姿勢・筋力・俊敏性・スピード・平衡性・協応性・巧緻性・持久性・柔軟性)
・身体的防衛体力
(器官、組織の構造・温度調節・免疫・適応)
・精神的行動体力
(意思・判断・意欲)
・精神的防衛体力
(精神的ストレスに対する抵抗力)
と、このように様々な要素があります。
減退スポーツ科学辞典によると
『人間の活動のもととなる身体的な能力の総合的な概念であり、よりよく生きるために求められる。大きく身体要素と精神要素に分ける事が出来るが、一般的には前者を体力として扱うことが多い。』
って書かれているんですが・・。
うーん。
ざっくりまとめると、
1年通して戦える元気な体、折れない心。
体を自由自在に扱うためのベース。
という感じでしょうか。
あと、
筋トレ問題!
『筋トレすると、関節の動きがわるくなる』
『動きが重たくなる、スピードが落ちる』
なんてよく議論されていますが、
絶対に必要!
です。
『関節可動域が・・』
『スピードが落ちる・・』
なんてのは、正しく出来ていないだけです。
そもそもスポーツにおいての筋トレは、筋肉を大きくする事が目的じゃないですよね?
そこからしてはき違えている事が多いので、目的なども整理して適切に行っていきましょう。
②機能性
スポーツ選手にとって、筋肉の働きはパフォーマンスに直結しないと意味がないですよね?
【筋力】だけではなく【動き】も鍛えていく事が重要となります。
そのためには、ウエイトを使った筋トレだけではなく、自重で自分の体をちゃんと動かせるように、コントロールできるようにしていかないといけません。
体幹(コア)トレーニング、ムーブメント、ヨガ、ピラティスなどが流行っているのは、自重でのトレーニングになるからですよね。
ただ、気を付けてほしいのは
パフォーマンスに繋がるようにトレーニングをしないと意味がない
って事です。
こういったトレーニングをしているのをよく見るんですが、
『えっ、何でそれをやってんの?』
『何でそのポジションで、そういった動きが必要なの?』
って聞いてもぼんやりした答えしか返ってこない事がほとんど。
自信満々で答えても、『残念だなー』って回答だったり。
体幹、ムーブメント、ヨガ、ピラティスなど色々とありますが、
それを極めるためにやってるんじゃないですよね?
それをパフォーマンスの向上に活かす事を考えて取り組んでいかないと自己満足で終わってしまいます。
あともう一点!
【安定】と【固定】は違うので、ここはきちんと整理をして取り組んでくださいね。
最近は固定ばかりで、安定性の足りていない選手が多くいます。
そういった選手は一見よさそうでも、どこかで頭打ちをしますしケガも増えてきます。
③技術
技術的な要素はパフォーマンスにとても大きく響きますね。
だから、練習でも技術練習に多くの時間をかけていますよね。
でも、
『練習してもなかなか出来るようにならない』
『思うように体が動かない』
なんてこともしばしば・・。
技術が身につかないのには理由があります。
技術って実は
疲れている時と疲れていない時だと、疲れていない方が技術って習得されるんです。
(神経系の問題などが絡んでくるから)
そして、その技術を覚えさせるためには、正しい反復練習が必要です。
という事は、技術練習の前に!
基礎体力(ベース)がきっちりできている方が良いですよね。
体のベースがしっかりしていれば、
技術の習得も早いですし、身に着けるための反復練習もうまくいきます。
『練習しているのにうまくいかない』
『思うように伸びない』
こういった事で悩んでいる選手は、基礎体力、機能の部分を見直してみましょう。
④戦術・メンタル
メンタルはパフォーマンスに相当大きな影響を与えます。
少し前に【ルーティン】なんてのが流行りましたが、これもメンタルの部分ですよね。
メンタルで注意なのは
メンタル=根性、気合い ・・ではない!
ということ。
気合いや根性だけで勝てる?
そんなに甘い世界じゃないですよね。
メンタルは脳科学の絡む繊細な分野です。
きちんと取り組んでいけば、良い精神状態で本番に臨めるようになっていくはず。
戦術に関しては、体のベースがしっかりしていて、技術もしっかりしているとハマりやすくなりますよね。
頭で理解出来ていても動けないと意味がないですから。
戦術理解力も必要、実際に動ける身体かどうかも重要。
・理解できている+動ける
・理解できている+動けない
・理解できていない+動ける
・理解できていない+動けない
こういった部分が整理できると、『やるべきことは何か?』がわかってきますね。
⑤リカバリー
シーズン通して活躍するために、コンディションを保つためには鍛えるだけでは無理です。
トレーニングばかりでリカバリーができていない、足りていない選手も多いので、ここは意識的に取り組んでいかなければいけませんね。
ストレッチやマッサージなどのケアもそうなんですが・・。
そういったものだけでは不十分。
バランスの良い食事(栄養)
質のいい睡眠
当然ですけど、こういった生活の部分もとても大切です。
また、栄養に関しては
『プロテインやサプリメントは摂らない方が良い』
なんて言われる方もいますが・・
食事から全てを摂取するのは不可能に近い!
もちろん、食事ありき。
でも足りない部分をきちんと補う事は必要。
サプリメントとプロテイン
ただ、これらの質はピンキリ。
ドーピングにかからず、質の良いものを選ぶことが重要ですね。
という事で。
大きく5つにまとめてみました。
スポーツパフォーマンスって『○○をやればいい!』っていうような簡単なものではないんですよね。
ただ、
『あれもこれも・・。やることいっぱいで何からしたらいいか』
とならないようにしたいですよね。
でも、そんな気持ちになってしまうのも理解できます。
そうならないためには、
今の自分がどんな状態、状況かを知ること
これが大切です。
そこがわかったら、自分の目指す所に向けて何が必要か見えてきますし、何から取り組んでいけばいいかストーリーをつくっていけるはず。
もちろん一人じゃ難しい時もある。
だからトレーナーや様々な専門家がいるんです。
悶々とした気持ちで頑張っている選手。
どうしたらいいかわからない選手。
より質を高めていきたい選手。
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コチラ⇒【姿勢から見る障害予防と対策~基礎編~】
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