成長する選手の条件は【考えること】+【○○】

こんにちは!
アスリートの夢と挑戦をサポートするスポーツトレーナー枡川です。

 

スポーツ選手のケガ予防とパフォーマンス向上に必要な事をお伝えしております。

 

今回は
【成長する選手の条件】です。

成長する選手の条件

成長する選手の条件①

前回の記事で、“考える事の重要性”をお伝えしました。
技術練習やフィジカルトレーニング、食事など様々な事を“ただ言われた通りに”ではなく、
『何でこれを?』と考えて取り組む事が成長するためのポイントでしたね。
コチラ⇒“成長する選手”と“成長しない選手”の違い

 

考えて行動していくと、無駄がなく、効率よく成長していく事ができますね。
ケガも予防でき、パフォーマンスは向上していきます。
身近に信頼できる専門家がいる場合は、流行りの情報に踊らされることなく、迷いなく取り組んでいけますのでより良いですね。

 

成長する選手の条件②

“考える事”と繋がる部分なんですが、

・感度
・動きのイメージ

ここがとても大切になります。


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【感度】【動きのイメージ】
どういう事かわかりますか?

スポーツをされている方は
『動きのイメージ?そんなん持ってって当然じゃん』
と思うかもしれませんが・・。

もちろん、プレーのイメージは皆さんありますよね。

それだけではなく、
トレーニングやシンプルな動作に関してはどうか?
って事です。

この部分に関しては、意外とちゃんとした動きのイメージを持てている選手って少ないんですよね。

 

そして僕が選手に求めているのは
細かいレベルでの【感度】と【動きのイメージ】

 

ざっくりとした【感度】と【動きのイメージ】はあるかと思います。
筋トレだと『胸の筋肉で』『お尻で』など。

でも、筋トレ以外のトレーニングで細かく確認していくと皆さん『そこまでは・・』という感じなんですよね。

例えばわかりやすいもので確認すると。

・呼吸をした時に肋骨が動いていますか?
→その時に肋骨のどこらへんがどう動きますか?
変なところに力入ってないですか?

・お尻の筋肉だけギュって入れることできますか?
→右と左を別々に、太ももなど違うところは入らずにできますか?

こういった確認をした時に
『呼吸で肋骨なんか動かんよ』
『お尻だけをギュってできんよ』
という方で、本当に動きの出ていない場合、
自分の体でそこを使うイメージさえない事が多いんですよね。

そんな時は、僕の体を見てもらったり触ってもらって動きを確認してもらいます。
『おー、そんな風に動くんじゃ』
って動きのイメージをつくってもらうんですね。

動きのイメージがないと、そりゃうまいこと動かせませんから。

それから誘導していくとスムーズに動きを引き出すことができるんです。

 

他には
『呼吸したとき肋骨は動いてないです』
と本人は言っているのに

『いやいや、動いてますけど。』
なんて事もあるんですね。

実際に動きは出ているのに、それを自分で感じていない・・・。

感じていないというか気付いていないと言いますか・・・。

こういった時は、自分の体を見て確認してもらったり、さわって確認しながら、その動きが出た瞬間に
『コレ!今動いてるでしょ?コレですよ!』
とお伝えしていくと早いですね。

『あー、この動いとるのがそうか』

って気づくことができますし、そこを意識的に使う事も出来るようになります。

 

肋骨やお尻はとてもわかりやすい部分かなと思いますが、こういった細かいところを確認していくことでトレーニングの質、練習の質が向上します。

動きの中でどこがどう動くか、どの筋肉がどう働くのか。
ですね。

なのでマニアックで地味なトレーニングになります。

それが動きの質の向上に繋がります!

 

もちろんケガ予防にも繋がります。

太ももの肉離れなんてモロにそうですよね。
お尻が働かない→そのぶん太ももが頑張る→耐え切れずブチっ

このパターンがめちゃくちゃ多いんです。

太ももが弱いと思い込んで強化をする選手が多いですが、ちゃんとつかえていないだけの話です。

意識的でもつかえていないのに、無意識につかえるわけないですよね。
そこを改善していけば、繰り返すケガとサヨウナラです。

 

カラダの細かい部分まで感じる事ができると修正も早いんですよね。

カラダをちゃんと感じながら、正しい動きのイメージで。

トレーニングや練習を考えながら取り組む事はもちろんですが、
こういった部分にも注目してあげると成長が加速しますよ!

 


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