『できない』を『できる』にする方法

こんにちは!
アスリートとジュニアアスリートを専門にサポートしている、スポーツトレーナーの枡川です。

スポーツ選手のケガ予防とパフォーマンス向上に必要な事をお伝えしております。

 

さて、今回のテーマは
【『できない』を『できる』にする方法】です。

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出来ない事は練習しても出来ない!?

選手たちは、より高いレベルを目指して、技術面やフィジカル面のトレーニングを行います。

トレーニング、練習と言えば

・できない事を、できるように練習する

・動き、動作が遅い場合は速くできるように練習する

こういった部分が多いのかなと思います。

 

じゃあ、どんな練習をするのか?

様々な競技、現場をみてきましたが

“できるようになるまで反復練習”
ってパターンが多いように感じます。

 

うーん。

ぶっちゃけ
“できない事”って、“練習しても出来ない”

ですよね。
実際に、“できない事”を反復練習したけどうまくいかなくて悩んでいる選手、無駄に怪我をしてしまう選手はたくさんいます。

そして

『監督やコーチからもアドバイスをしてもらって、頑張って繰り返し練習しているのにできない・・』
『どんだけやっても自分にはできない』
『センスないんかなぁ』

とネガティブな状態に陥ってしまう選手、自分の限界と感じて引退する選手も意外と多いんです。

 

 

『そうか・・。
できない事って、練習してもできるようにならんのんか・・。』

って、
これじゃ先がないって事じゃないか!?

ってなりますよね。

安心してください!

『練習したって出来るようにならんけぇ意味ないよ』
って事を言いたいわけじゃありません!

“できない事”
これを反復しても意味がない。

と言うだけで・・

“できない”→“できる”
に変える事は、もちろん出来ます!

 

ただ、
その方法は“反復練習ではない”ということ。

 

“できるようになる”ために何をすれば良いのか?

一番大切な事は
“できない”の原因を考えること

当然ですが、“できない”という事は、できない理由があります。

出来ない理由をざっくりまとめると

・体が出来る状態ではない

・正しい動きを獲得できていない

・動きのイメージが出来ていない

このどこかに当てはまるかと思います。

 

■体が出来る状態ではない

関節可動域や柔軟性、安定性などに問題があり、『やろうとしても、そもそもその動き自体できない』というパターンですね。
これは当然の事なんですが、ここに気付かず悩んでいる選手はとても多いです。

こういったパターンの場合、
体を、正解の動き、やりたい動作ができる状態にする

まずはここへアプローチしなければいけません。

例えば、
野球の投手で〈肩が開いてしまう〉という問題を解決したい場合。

投げ方や重心移動などの指導をうけながら、できるようになるまで反復練習をする・・。
というのをよく見ます。
しかし、それじゃいつになっても出来るようになりません。

肩が開いてしまう選手の多くが、股関節や胸まわりに問題を抱えています。
“やろうとしても出来ない状態”なんです。
体が出来ない状態なのに、フォームをいじったり、意識して動かそうとしても変わりませんよね。

ということは、
そういった部分を解決して、“やりたい動作ができる状態にする”ことが大切という事です。

 

■正しい動きを獲得できていない

体はできる状態だけど、正しい動作が出来ていないパターンです。
よくあるのが、股関節を使えていない、重心の位置が悪い、使うべき筋肉を使えていない。あたりでしょうか。
その結果、
練習をしても思うように伸びないですし、いらない怪我が増えてしまいます。
なので、正しい動き、動作パターンを獲得する必要があります。

例えば、
サッカー、フットサル、バスケットボール、テニス、バレーボールなどなど、
『瞬発的な素早い動作をしたい』『素早い切り返し(ターン)をしたい』という場合。

瞬発的な素早い動作を行うためには“使うべき筋肉”と“筋肉の使い方”が重要になります。
違う部分を使うと、予備動作が入ったり、意識や練習をしても向上しません。

素早い切り返し(ターン)を行うためには、“ちゃんとストップ動作が出来るか?”“そこからの動き出しがスムーズに繋がるか”が重要になります。
ちゃんと止まれないのに、素早いキレのいい切り返し(ターン)なんてできませんよね。

こういった動作へのアプローチができていないと、ステップワーク、ラダー、ダッシュなどを行っても質があがりませんよね。

 

■動きのイメージが出来ていない

これは、体は出来る状態だけど動きのイメージが無くてできていないだけのパターンですね。
この場合は、動きとイメージを確認していけば
『あっ、この動きね!』
『こういう事ね!』
という感じで割とすぐにできるようになります。
動きとイメージを確認し、擦り合わせていくためには“感覚”や“感度”が必要となります。
そういった部分へのアプローチ、気付かせるための声掛けができるといいですね。

 

 

間違いのないように言っておきますが、

反復練習は大切!

 

でも!
“できない事”をいくら反復練習してもダメです!

 

“できない”には必ず原因があります。

その原因を考え解決する事が重要

 

“できる状態”にして、正しい動き、やりたい動作ができるようになる。
→正しい動き、やりたい動作を反復する

 

これが本来の、意味のある反復練習ですよね。

 

根本的な原因をクリアしていかない限り、ずっとできないまま。

 

悩んでいる選手は、ただ反復する、ただ練習するのではなく、できない原因を考えていきましょう。

ひとりで考えても難しいと思いますので、相談してくださいね。
その方が圧倒的に早いですから。

本気で競技が出来る時間は限られています。
悔いの無いようにやっていきましょう!

 

枡川が代表をさせていただいているNPO法人でセミナーを開催します。
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興味のある方は宜しくお願いします。
コチラ⇒【姿勢から見る障害予防と対策~基礎編~】


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