筋トレがパフォーマンスに繋がらない?
こんにちは!
アスリートの夢と挑戦をサポートするスポーツトレーナー枡川です。
スポーツ選手のケガ予防とパフォーマンス向上に必要な事をお伝えしております。
この夏はスーパー猛暑・・
熱中症にはご注意ください!
⇒熱中症の予防と対処法
さて、今回のテーマは
【筋トレとパフォーマンスについて】です。
大切なのは筋力じゃない?
スポーツ選手で筋トレをしている人はたくさんいますね。
僕もやるべきだと思います。
しかし、筋肉が大きくマッチョになり、高重量でトレーニングができるようになっても
パフォーマンスの向上に繋がらない!
という選手が多くいます。
繋がらないどころか、逆に怪我の原因になったり、パフォーマンスが低下する選手もいます。
以前、体を動かすエンジンは筋肉なので、絶対に必要という事を書きました。
⇒全てを司る“筋力”!
そこで
“筋肉が大きくなる=パフォーマンスの向上”ではない!
重要なのは
【強く】【しなやか】【機能的な筋】
動きの質を向上させ、パフォーマンスに繋がる筋力でなければいけない。
とお伝えしました。
今回は、【機能的な筋】という所を少し掘り下げていきます。
機能的な筋・・。
簡単に言うと
ちゃんと使えんと意味ないよ
って事ですよね。
例えばお尻の筋肉。
お尻の筋肉って、どの競技でもとても大切なんですよね。
実際、下半身の筋トレってよくやります。
うまいことトレーニングできている選手はプリッとしたお尻で、サイズ感も良い感じになります。
が。
お尻の筋肉を自由自在にコントロールできない選手がとっても多いんです。
筋肉のサイズ、筋力がすごくても、
実際に動きの中で使う事ができなければ意味ないですよね?
って事は結局、違う筋肉を使って体を支える、動かすという流れ。
当然ですが、違和感や怪我の原因になりますし、パフォーマンスの向上には繋がりません。
それって残念ですよね。
僕の場合は、お尻を自由自在に扱えるようにするためのトレーニングから始めます。
そうすると、筋肉のサイズや強さは変わっていなくても、パフォーマンスって向上するんです。
周りの筋肉なども無駄に使わなくて良くなるので怪我の予防にも繋がります。
ケアも楽になりますし、良いことだらけ。
筋肉って、強さやサイズよりも
ちゃんと使えるかどうか?
の方が大切なんです。
マッスルコントロールだったり、連動性だったりですね。
面白いもんで、トップレベルで戦っている選手でも、実はうまく使えていない事がほとんど。
だから、色んな所に相当な負担がかかり、入念なケアをしていても怪我をしてしまったり伸び悩んだり・・。
トップ選手でも伸びしろだらけなんです!
技術面ではなく、フィジカル(特に機能的な面)で!
そして、そこが向上すると技術面の向上にも繋がるという最高の流れ!
逆に、そこまでのレベルでしていない選手、求めていない選手でも、怪我せず長く楽しむためにも大切なんです。
『とにかく強くするんじゃ!』
ではなく。
うまいこと、ちゃんと使えるようにすること。
その選手に応じた強さ、その時その時で適切な強さが出せるように出力調整ができるようにすること。
このへんが重要ですね。
基礎的な筋トレはやっていくんですが、強さやサイズを求めるのはそれからです。
筋肉が大きくなったからパフォーマンスが向上するんではなく、
うまいこと使える⇒それをもっと強くしよう
ってイメージですかね。
その方が、怪我も予防できますし、パフォーマンス向上にすんなり繋がります。
『筋トレ頑張っているのに思うようにパフォーマンスに繋がらない』
『繰り返す怪我や違和感で悩んでいる』
『思うように体をコントロールできない』
『疲れやすい』
『技術練習をしてもなかなか身につかない』
このような選手は筋トレや技術練習より前にやることがありそうですね。
・パーソナルトレーニング
・セミパーソナルトレーニング
・チームサポート
・保護者様へのサポート講習会
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